経済指標について
世界の経済とか、全然わからないんだけど大丈夫!?
世界中の国々が、今この瞬間の経済状況を発表しているものを経済指標って言うんだ。
全く知らなくても、トレードは可能。
でも、重要な発表がされる時は、いつも以上に相場が動くから稼ぎやすくなるんだ!!
経済指標の例

なんか難しそう!と思うかもしれないけど大丈夫。気にするポイントはこれだけ。

前回・予想・結果というものがあるんだけど、
前回の結果に対して、今回の予想と結果が大事なんだ。
上の表で言えば、アメリカの貿易収支で、前回の結果が10億ドルに対して今回の予想は8億ドルだったが、結果が20億ドルだった。予想よりも前回の結果よりも、今回の結果はだいぶ良かったことがわかるね。
となるとアメリカは景気は良くなったんだな!世界中のトレーダーの心理が働いて、みんながドルを買うので、相場は上昇傾向になるんだ。
逆のパターン
逆に結果が悪かった場合を見てみよう。

アメリカの貿易収支は伸びなかったな。景気は悪そうだな…という世界中のトレーダーの心理が働いて、みんながドルを売るので、相場は下降傾向になるよ。
指標によって、見方は変わる
さっきは貿易収支の経済指標だったけど、これが失業率だった場合はどうだろう?

この場合は、
「失業率が高い!不景気なんだな、未来が明るくないな」と判断され、その国の通貨は売られる傾向にあるんだ。ということは、相場も下がってしまう傾向にあるということ。
このように指標の内容によって、意味合いが変わってくるものもあるから注意してね。
チャートがめっちゃ大きく動く指標がある!
それは、「米国雇用統計(非農業部門雇用者数)」だ!
数ある経済指標の中でも、この米国雇用統計の発表時は、もうお祭り騒ぎとなるんだ!
たった数分~数十分でレートが1円ぐらい動く時もあるから一瞬で、数百万円以上稼ぐ人もいるんだよ!!!
雇用統計の例
2019年3月8日(金)の雇用統計

予想が180千人だったのに対して、結果は20千人と少なめな結果となっているね。
その時のチャートの動きは以下のようになっていたよ。

このように重要な経済指標の発表時は相場がよく動く傾向があるから、そのタイミングを狙って、確実に利益を狙っていこう!