超わかりやすいニュースとFXのバイブルサイト

ブログ

ウイグル族絶滅計画?中国が行なっているヤバイ政策

最近、中国のウイグル政策に注目がされていますが、
中国におけるウイグル問題とは一体どんなものなのかを解説していきたいと思います。

また、この問題は単純に中国国内の問題ではなく、世界各国を巻き込みかねない根が深い問題でもあります。

ウイグル自治区の基本情報

ウイグルは、清朝時代の中国により占領され、現代の中国体制となってからはウイグル「自治区」として中国の一部として構成される地域となっています。

自治区というのはその地域に住む民族が主体となって、自治を行なっていきなさいという事なんですが、ウイグルの場合はウイグル族が主体となって治めていくものとなっています。

さて、そのウイグル自治区ですが、地図で確認してみましょう。

赤枠がウイグル自治区

面積は1,660,000 km²となっており、めちゃくちゃ広いです。
ちなみに日本の面積は、377,974km²ですので、実に日本の4倍ほどの面積を有しています!

前述したようにウイグル自治区はウイグル民族が多数を占める地域ですが、他にも漢族やモンゴル族などによって構成されています。
ウイグル族は「トルキスタン」とも言われており、トルキスタンというのは「トルコに住む人々」という意味を持ちます。

そうです。ウイグル民族のルーツはトルコなのです。
かつては東トルキスタン共和国として独立をしていた事もあったのですが、前述したように中国(漢民族)による侵攻により中国へ吸収されています。

ルーツがトルコですので、宗教的にもイスラム教が多い地域となっています。

中国政府によるウイグル人絶滅計画

さて、近年問題になっている中国政府によるウイグル自治区に対しての政策ですが、何が問題となっているかというと、
中国政府はウイグル族を「再教育」するとしています。

しかし、教育というのは名目上で、実際はウイグルの民族浄化を狙っているのではないかとも言われています。
民族浄化というのは例えば、ナチスドイツが行なっていた、ユダヤ系民族の絶滅計画と同様の事です。

民族浄化を行う理由はウイグル族が「イスラム教」であるからです。
中国政府は過激思想を生んできたイスラム教は悪だとして、そのイスラム教徒を壊滅させたいわけですね。

とんでもない政策を大国である中国はこの現代でやるのか・・というやるせない気になりますが、実際に中国政府がウイグル自治区にて行なっているとされる教育内容の内部文書が流出し、この問題がより明るみになったのです。

中国政府がウイグルに対して行なっている内容とはどんなものかというと、

1.強制収容
中国政府は職業訓練施設と称した収容所に、多数のウイグル族を強制収容を行なっているとされています。
その数100万人!!

2.ルールを守らないものは許すな
施設からの脱走や、職員への暴行、中国政府が指導する思想に歯向かう者は「絶対に許すな」という施設ルールがあり、これは暴行・拷問・死刑などを含めて実力行使を行なって良いという事になります。

3.ウイグル語の禁止と徹底した監視
ウイグル語を使う事は禁止です。ウイグルの文化や思想を持ち込む事もNGです。食事やトイレ・入浴の際も全て監視されます。

4.とにかくウイグル人は強制収容
エジプトで結婚したウイグル人が、ウイグルに住む家族に会いにいくと、空港で即逮捕され、強制収容所へ連行。
拷問を受け、楯突くと電気ショック。
内容が分からない注射を打たれ、中国トップの習近平の長寿を祈るよう強要される。
エジプト政府の働きかけで、一時的にエジプトに戻る事が許されたが、中国からはまた戻ってこないとウイグルにいるお前の家族はどうなるか知らないという脅しを受ける。

などなど、上げたらキリがないほど、ウイグル人は弾圧を受けている状況とされています。

収容所だけでなく、ウイグル自治区に中国政府は漢民族(中国人)を大量に送り込んでおり、今やほぼウイグル族とほぼ同数とも言えるくらいの漢民族を送り込んでいます。
そうする事で、ウイグル族の影響力や、力は自然と落ちていきますので、漢民族主体の地域を作る事が可能になります。

ウイグル弾圧に対する世界の反応は?

昔からウイグル族の弾圧問題は知られていた事でしたが、各国は動き出せない状態でした。
例えば、トルコなどもそうですが、元はトルコルーツという事なので、トルコ政府は中国政府を批判していたのですが、最近はそうでもありません。中国があまりに強くなりすぎて、経済的にも中国を味方につけていた方が得策だという判断になるのです。

しかし、今回内部文書が流出した事や、情報伝達が進んだ現代社会において、各国もずっと見て見ぬ振りをする訳にもいきません。

EUは中国に対してウイグル人を施設から解放せよとの声明を出しています。

イギリスは国連が「即時かつ無制限にアクセス」できるよう中国へ求めています。つまり、いつでも視察できるようにしておきなさいという事ですね。

そしてアメリカは、
「ウイグル人権法案」というものを米下院で可決しました。あとは、上院で可決し、トランプ大統領が署名すれば成立となります。

この法案が通ればアメリカは中国に対してウイグル人保護を名目とした経済制裁を与える事ができるようになります。
これは現在も続いている、米中貿易戦争の進展に大きく影響を与えるものになります。

もちろん中国政府は米下院の可決に対して猛反発!
あれ?なんだかこの流れ最近もありましたね。

そう、香港人権法案の時と全く同じ流れとなっています。
アメリカからすると、対中国へのカードとしても使えるものになりますし、各国の考え方にも沿うものとなるので、この法案は通しておきたいものとなっているのでしょう。

ざっくりとウイグルに関する情報をお伝えしてきましたが、
ウイグル問題は最終的に相場に影響していく・・という事を覚えていてもらえたらと思います。

投資を行う上で、このような情報は非常に重要になってきますので、投資を検討している人もやっている人も、しっかりと抑えておきましょう。

なるほど!と思ったらいいね・シェアして友達に教えてあげよう!
ボス
執筆者:ボス
FXバイボーのボス。FX会社で勤めていた経験もあり、FXに正通している。普段もFXトレードを行っており、プラス収支を叩き出しているが、バーチャル取引では500万円を1億円以上に増やした実績も持つ。