世界 VS 中国

コロナパンデミックの中国の初期対応などが問題となり、世界中から中国に対する疑惑や批判の声が大きくなってきています。
中国武漢の海鮮市場から広がったと言われる新型コロナウィルス。
各国はどのような主張をしているのでしょうか?
厳しい中国への批判
一番激怒している国は間違いなくアメリカでしょう。
トランプ大統領がこれまでに発言した内容は、

新型コロナは中国で起きたことだ。私は正直、中国に少し頭にきている!私たちは中国を助けるために、人を送った方がいいかと聞いたが中国は拒否した。プライドが許さなかったんだろう。

WHOは中国寄りだ!WHOは基本的な義務を果たさなかった。
責任を問われなくてはならない!
WHOへの資金拠出も止める!
責任を問われなくてはならない!
WHOへの資金拠出も止める!

武漢の海鮮市場にはコウモリも居ないし、売られてもいなかった。ウィルスは武漢のウィルス研究所から漏れたものなんじゃないのか!?
調査を開始する!
故意の責任があるなら、中国は報いを受けなければならない!
調査を開始する!
故意の責任があるなら、中国は報いを受けなければならない!

中国共産党が私たちの健康や暮らしに重大な脅威をもたらしている!

中国が新型ウイルスの流行にうまく対処していると「バカ正直」に信じてはいけない。

中国とはこれまでの関係を維持できないかもしれない。

中国がもう少し透明性を持ってくれていたら、全世界の人々にとって、もう少し良い結果になっていたと思う。

中国の透明性への懸念が「非常に高まっている」。独立した調査が必要。
一貫した中国への不透明性
各国の批判からも分かるように、中国政府が発表している情報への不透明性に対して問題意識がある事が分かります。
これまでアメリカ以外の国々は、中国に対しての関係性を考慮して中国に対して厳しい批判をする事はあまりなかったのですが、今回はこれまでとは次元が違う問題という事でしょう。
特にオーストラリアは中国とは貿易で深く結びついている国なのですが、そのオーストラリアでさえ懸念を示しているのです。
関係にヒビが入る事を覚悟での発言ではないでしょうか。
ロシア等は中国を擁護する姿勢を示していますが、タイトルの通り「世界 vs 中国」といっても過言ではない状態です。
世界バランスを激変させる可能性のある問題だけに、今後しばらくはとても注目しなければいけない動向です。