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香港デモはなぜ起きたのか?

香港の簡単な歴史

香港はかつでイギリスの植民地であった。
香港はイギリスの力により活力ある経済成長を遂げた。
イギリスによる統治の期限は1999年までと決められた。

1980年団前半
中国政府は中国へ返還後の香港は中国の法律に従うべきだと主張した。

1984年
一国二制度という形で、香港は中国へ返還。
ただし、返還から50年は外交・国防以外では香港独自で自治性を持つことが決められた。

つまり、香港は中国の一部でありながら、独自の政策を実行することのできる「特別行政区」となったのだ。

なので、香港に住む人たちはしっかりと自分たちのアイデンティティーを持っている。
中国人としてではなく、「香港人」として。

逃亡犯条例

今回、香港政府は逃亡犯条例という犯罪者の引き渡し条例の改正法案を提出。
これは、他国の犯罪者が香港に逃げ込んできた時、他国が引き渡しを望めば、その犯人を香港が他国に引き渡せるようにするというもの。

現在20カ国と、逃亡犯引き渡しに関する条約を結んでいる香港だが、これを中国本土にも引き渡しができるように改正しよう!というもの。

なんかここまでの話では逃亡犯?犯罪者なんだろ?引き渡して当たり前じゃね?と思うはずですよね。でもこれってそう単純な話ではないんです。

中国政府に嫌気をさし香港へ逃げてきた人たちも沢山いる。
中国政府は反政府の国民には厳しい罰を容赦なく与えるので、近場で、引き渡しがされない香港などへ逃げていく・・という構図がある。

まるで朝鮮半島の「脱北」ですね。

この条例が可決してしまえば、中国の法律の下に犯罪の判定が行われるため、
本来は犯罪者でもない、香港市民も中国本土の法律の下に取り締まり対象となる可能性がある。という事になる。
中国政府が犯罪かどうか決めるのだからね。

例えば、中国が日本と引き渡し条約を結んだとする。
で、私が「習近平死ねや!ぼけ!お前の母ちゃんでーべそ!」などと公に発言したとする。
そうすると、中国当局は私の引き渡し要求を日本へするのだ。
日本としては条約結んでるんだから引き渡すしかない。

結果私は中国の刑法によって裁かれる可能性があるのだ。

今の香港人が恐れている事はこういう事。
だからこれに反対するため、大規模なデモが発生しているという訳です。

一応、香港政府は、「政治犯に対しては適用できず、異議の封殺や言論の自由を制限する目的には使えない」と発表はしているものの、それを保証する事なんてできない訳ですから、この法案が通る事自体が将来の大きなリスクへの第一歩と香港の人々は捉えているわけですね。

相場への影響

このデモによって相場の影響としては、米ドル円の上値が抑えられてしまっているようです。

香港ドル売り 日本円買い = 香港ドル安 円高
円高という事は、米ドル円取引においては、
日本円買い・ドル売り = 円高 ドル安
の流れになっているという事です。

このように世界のあらゆる出来事は確実に相場に影響を与えます。
今回も例外ではなく、重要なニュースとなった為、急遽まとめさせていただきました。
今後の展開はどのようになるのか注目ですね。

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ボス
執筆者:ボス
FXバイボーのボス。FX会社で勤めていた経験もあり、FXに正通している。普段もFXトレードを行っており、プラス収支を叩き出しているが、バーチャル取引では500万円を1億円以上に増やした実績も持つ。