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ドル円乱高下!米大統領選とワクチン開発

今年の為替相場の注目材料であった米大統領選。
【共和党】トランプ現大統領 VS 【民主党】バイデン氏の激戦の中、バイデン氏が当確となりました。

そんな中、米ドル円はどのような動きをしていたのかを見ていきたいと思います。

トランプ氏の優勢報道 → バイデン氏の優勢報道

開票作業が始まり、トランプ氏が優勢との報道が流れました。
11月4日 11時過ぎの事です。

為替市場はドル買い円売りの流れになります。
104円前半だったドル円相場は105円を突き抜け、ドルは1円以上の値上げをします。

しかし、その後バイデン氏の猛追によりバイデン 氏優勢との報道に変わりました。
すると、105円まで上げたドルはどんどん値を下げていき、翌日11月5日の夜には103円台へ。
103円台突入の前には月に一度のお祭り騒ぎと言われる「米雇用統計」が発表されており、
結果としてはまずまずの結果だったのですが、大きな上げ動力にはならず、下げトレンドの流れには逆らえない状況となっていました。

また、要因予測としては、米大統領戦の波乱に備えて投資家達は、予め保有しているポジション(取引)を縮小していた事も要因の1つと考えられます。

急騰&急落のドル円相場

FXでは約3円の変動幅でいくら稼げるのか?

104円→105円(1円)
105円→103円(2円)
の変動幅として、この相場の高値圏、安値圏でストレートに売買していたら、一体いくらの利益を生む事ができたかというと・・

売買数量10,000ドル(取引に必要な資金は約40,000円)
変動幅3円

10,000×3円=30,000円

となり、3万円の利益を得る事ができた計算になります。
もちろん売買数量を増やしていれば、その分大きな利益につながります。

例えば5倍の取引をしていたとすると、

売買数量50,000ドル(取引に必要な資金は約200,000円)
変動幅3円

50,000×3円=150,000円

プラス15万円にもなっていた事になりますね。
この2日間ほどで・・!

またまた動いた!新型コロナワクチンでドル上昇!

いい動きとなったドル円相場ですが、11月9日にまたまた変動する事になります。米製薬会社である「ファイザー製薬」が新型コロナワクチンの大規模試験にて90%の確率で新型コロナ感染を防ぐ効果が出たと発表したのです。

90%防げるというのはとてもインパクトが大きく、これに市場は反応。

米ドル買いの動きが強まり103円台から105円台へ一気に跳ね上がります。

103円台から105円へ跳ね上がった米ドル円相場

チャートを見るとわかるのですが、米ドル円相場は急騰の前にジワジワと上げとなっていました。
ここで、ドル買いを行っていた投資家はこの後の急騰でとても大きく稼げた事かと思われます。

波乱の米大統領選からファイザー製薬のワクチン開発まで、十分なボラティリティーを見せてくれた米ドル円相場。

こういうチャンスはぜひとも掴んでいきたいですね!

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為替情報
執筆者:ボス
FXバイボーのボス。FX会社で勤めていた経験もあり、FXに正通している。普段もFXトレードを行っており、プラス収支を叩き出しているが、バーチャル取引では500万円を1億円以上に増やした実績も持つ。