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政策金利と利下げによる相場影響

2019年6月20日、アメリカの中央銀行(FRB)が政策金利の利下げを示唆する発言をしました。
これによって為替相場はドル売り・円買い(ドル安円高)が加速し、米ドル円は一気に下落方向へ向かいました。

FXを行う人にとっては売りで稼ぐチャンス到来!という事になりましたね。

これだけ相場に影響を与える政策金利とはなんなのでしょうか?

政策金利とは?

簡単にいうと、アメリカの中央銀行が他の地方銀行などにお金を貸し出す際の金利です。
銀行側としては金利が低い方が借りやすい状況になりますね。
銀行が借りやすいということは・・

銀行が企業に貸しやすい

企業がお金を借りやすい

企業が設備投資や事業拡大を行いやすくなり、企業が儲かる

儲かった分は労働者へ配分される

消費が拡大する

世の中にお金が周り景気がよくなる

という事になります。
つまり、景気を刺激する事ができるのですが、なぜ景気のいいはずのドルが売られ・円が買われるのでしょうか?

為替相場への影響

FXにはスワップポイントという仕組みがあります。これは売買する取引通貨ペアの金利差が貰えるという仕組みのものです。
例えば2019年7月1日現在の政策金利は、

アメリカ:2.5%
日本:-0.1%

となっていて、金利差は2.6%。
為替レートは米ドル円(USD/JPY)で約108円。

1日あたりのスワップポイントは以下の計算で求める事ができます。
10,000米ドルを買えば、
108円×10,000通貨×2.6% = 28,080円 ÷ 365日 = 70円前後となります。
10,000米ドルの取引で1日あたり約70円の利子が貰えるわけです。

上記の計算から分かるように金利差は開けば開くほど、スワップポイントは大きくなり、金利差が狭ければスワップポイントは減っていきます。

という事は、米ドル円で投資を行なっている投資家としてはどうなるでしょうか?
利下げにより金利差が狭くなると、スワップポイントも減るので、旨みが薄くなり、ドルを買うのではなく、売りに走ります。つまりドル安円高という流れになるのです。

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株式市場への影響

前述したように利下げは企業にとっては、お金が借りやすくなり、投資が盛んになり、業績を伸ばしやすくなるという利点があります。業績が伸びれば、投資家は株を買うというアクションになり株高になる傾向があります。また、利下げした事で銀行金利も低くなり、預金しておくよりは株式に投資するという投資家も増えるので、これも株高要因の1つになります。

利上げ・利下げはなぜ行う?

経済(景気)というのは急激な加減速を行うと、とても危険な橋を渡る事になります。
加速して後の急減速では受ける損失ダメージも大きくなりますので、結果的にマイナスになってしまうという事も十分考えられるのです。

今まではアメリカは利上げの方向で調整していたのですが、これは経済の引き締めを行なうためであり、バランスをとる為の措置でした。これはアメリカ中央銀行(FRB)の政策として行なってきた事でしたが、トランプ大統領はかねてより「利下げをするべき」と唱えていたので、今回のFRBの利下げ示唆では政府と中央銀行の思惑が一致しかけてきたという事になりますね。

今回はあくまで利下げ示唆であり、決定ではないので今後の動向に注目です。

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ボス
執筆者:ボス
FXバイボーのボス。FX会社で勤めていた経験もあり、FXに正通している。普段もFXトレードを行っており、プラス収支を叩き出しているが、バーチャル取引では500万円を1億円以上に増やした実績も持つ。