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アメリカ景気後退の兆し

ここ最近、堅調であったアメリカ経済に陰りが見え始めています。
多くの投資家の間でもアメリカ景気後退がささやかれていたのですが、今月に入って、それが現実味を帯びてきました。

ISM指数の悪化

10月1日に発表されたISM製造業景況指数が予想より悪化する結果となりました。
景況指数については以下をご覧ください。

今回のISM製造業景況指数は以下の結果となりました。

前回 予想 結果
49.1 50.1 47.8

ISM指数が50以上であれば景気は良い、50以下であれば景気悪化とされます。
今回は予想に反してよりも大きく下げた結果となりました。ISM製造業景況指数はアメリカの製造業社の新規受注や生産状況、雇用の変化などのデータを元に発表される指数となります。

この結果を受けての米ドル円相場は以下です。

108.400円付近から107.600円付近まで円高が進行。

108.400円付近から107.600円付近まで円高となりました。その後もネガティブモードに入った米ドル円相場は下がり続けていったのですが、さらに10月3日には製造業以外のISM指数である、ISM非製造業景況指数が発表されました。
非製造業とは例えばサービス業などの事を示します。

前回 予想 結果
56.4 55.0 52.6

50以上の指数ではありますが、予想に反して大きく下げた結果となりました。

107.100円付近から106.500付近まで円高が進行。

悪化の原因と結果が示すもの

悪化の主な原因は米中貿易戦争となります。米中双方の追加関税の応酬によって、確実にアメリカ国内の製造業がダメージを受けている事を示します。例えば、関税が高すぎてアメリカ企業が生産に必要な材料を手に入れにくい状況になり、生産量が少なくなり、結果として収益が少なくなる。というような悪循環となっているのです。

ただ、製造業の指数悪化は予測しやすいといえば予測しやすい事です。
今回は製造業以外の指数、非製造業景況指数も悪化という結果になってしまっています。製造業・非製造業ともに悪化してしまっては、景気後退リスクが大いにあるという事ですね。

10月4日に発表された米雇用統計では失業率が若干の改善となっているものの、来月以降の結果は不安視できる材料ではないかと思います。

来月のISM景況指数も悪化、雇用統計も悪化、米中貿易戦争も改善傾向が見えなければ、いよいよ投資家心理はネガティブとなり大幅な円高へ動く事も予想できます。

10月・11月はアメリカにとって重要な局面となりますので、FXを行なっている方はしっかりと動向に注意を払っていきましょう!

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ボス
執筆者:ボス
FXバイボーのボス。FX会社で勤めていた経験もあり、FXに正通している。普段もFXトレードを行っており、プラス収支を叩き出しているが、バーチャル取引では500万円を1億円以上に増やした実績も持つ。